アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンです。
ためしてガッテンでも紹介されていました。
アディポネクチンは、全身の血管のメンテナンスをしてくれる成分です。
長寿ホルモンのアディポネクチンが正常に分泌されていれば、血管のメンテナンスの働きにより、修復、予防ができるのです。
不足すると糖尿病やガン、心臓病、肝臓病、アルツハイマー病などが発症しやすくなると考えられています。
100才以上の長寿者では血液濃度が高いという研究もあります。
あの「きんさん、ぎんさん」という双子の姉妹。あまり知られていませんが、長寿の秘密を探るため病理解剖を受けています。その結果分かったのは血管や内臓がとても若々しい状態にあった事でした。解剖を担当した医師によると20歳は若いと言っても言い過ぎではなかったそうです。
これは、きんさんぎんさんの体の中に長生きホルモンであるアディポネクチンがたくさんあったからだと考えられます。
■アディポネクチンを増やすには
1. 内臓脂肪を減らす(体重を減らす) ⇒ 有酸素運動が有効
2. アディポネクチンを増やす食物を採る ⇒ 緑黄色野菜・海草類・大豆製品・青魚
3. アディポネクチンのような作用をする食べ物を採る ⇒ りんご・キウイ・トマトなど
4. アスタキサンチンを摂取。
このアスタキサンチンは、メタボ(メタボリック症候群)への効果がある研究結果があります。
メタボとは内臓脂肪の蓄積によって、インスリンの働きが低下し糖尿病、高血圧などの危険因子が高まっている状態を指します。
例えば、DHCサプリ、20日分で1000円前後。
ビタミンEの約1,000倍と言われる抗酸化物質アスタキサンチンは、予防医療の分野で幅広い用途開発が期待されています。
メタボリックシンドロームいわゆるメタボになると、内臓脂肪が肥大化し脂肪細胞から分泌されるアディポネクチン分泌が低下します。
アディポネクチンはインスリン効果の感受性を高める働きがあります。
逆にインスリンが効かなくなると、糖尿病、高脂血症、高血圧などの症状が出ます。
アディポネクチンの量は血液検査でわかります。
自費検査ですので、アップルでは、6000円(税込)となります。
アミノインデックスといい、血液検査や尿検査だけでいろいろなことがわかっていくのでしょうね(素晴らしい!)。
日立製作所と住友商事グループは6月14日、尿検査でがんにかかっているかを判別する技術を開発したと発表しました。現在主流の血液を使った検査よりも簡易で、費用も安くなる可能性があります。臨床データを積み上げ、実用化を目指す方向で実現まではもう少し待って下さい。
さらに日立と住商ファーマインターナショナル(東京)が、乳がん、大腸がんの患者と健常者を各15人ずつ調べ、尿に含まれる1300種類以上の老廃物を解析したところ、乳がんと大腸がんの患者でそれぞれ、特定の老廃物が増減していた事実をつきとめたとのことです。がん患者か否かを判別できるほか、乳がんと大腸がんの違いも明確に出きたと発表されました。